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2005年 02月 10日
出勤では、いつも市営地下鉄を利用する。
乗る区間は1区で、大阪市交通局では1区特別回数券という ちょっとだけお得な回数券を発行しており、いつもそれを購入して利用している。 ちょっと前までは、地下鉄構内の売店でしか購入できなかったのだが、 最近(っていってももう数ヶ月まえですが)、いつも乗り込む駅に新型の シャア専用を思わせるかのような真っ赤な券売機が設置され、 その券売機では1区特別回数券を購入できるようになった。 しかし、その券売機、ユーザインターフェースがダメダメで 回数券を購入しようとする人が「え?どうやったら買えるの?」と悩む率 90%(勝手に書いてますが多分そんな感じ)なのである。 これまでにも私の前で回数券を購入するのに画面とにらめっこしたまま 「あの、生きてます?」と声をかけそうになるぐらい固まる人を多く見かける。 今日も、不幸にも3人のおばちゃま建ちが私の前に並んでいた。 この駅にはシャア専用券売機は1つしか設置されていないのでそこに並ぶしかない。 「普通に切符かってくれ」と心の中で願っていたが、案の定、回数券の購入である。 3人とも手に3000円を握り締めている。 当然、おばちゃま達は「あれ?どうやって買うの」となる。 3人で困り果ててはいるが、なんだか楽しそうにガヤガヤ話しながら おばちゃま3人はいろいろ試行錯誤するが、うまく購入に到達できない。 後ろから見てると「おいおい、そんなボタンおしていいのかよ」と思うような ボタンまで押し始めた。 いつまでたっても購入できる気配がない。 このままでは日が暮れてしまう! 買い方をレクチャーしなければ! と思ったのだが、 私の「はやくしてくりぃ~」という気配をやっと感じとったのか、 「あっ。ごめんね。先にやって」と譲ってくれた。 5分ぐらいまったよ。 (T_T) で、購入しようとすると周りをおばちゃま達に取り囲まれ、 「お兄ちゃんが買うの、見とこ。 そやそや。見とこ見とこ」 と 周りをがっちりガードされてしまった。 ちょっと怖かった。 しょうがないので「購入したいのは、普通の回数券ですよね?」と一応確認して、 その手順を実際に見せてあげた。 ... のだが... 「えっ。えっ。ごめん、もう一回」 は? 私にもう2000円支払えと? するかぁ! さらにしょうがないので、おばちゃん1人分の回数券だけ手順を説明しながら 購入できたわけだが。 ふつうの券売機なら「おばちゃまは機械が苦手だよね」で済むところだが、 この券売機に関しては、おばちゃま達に同情する。 仕事でいろいろユーザインターフェースを設計することが多いこの私でさえ、 最初の購入では20秒ぐらい固まった。 この券売機は、まず最初に「切符の購入」か「カードの購入」かを選択しなければ、 いけない。初期表示は「切符の購入」が選択された状態で、普通の切符のボタンしか 表示されていない。つまり、「あれ?回数券のボタンはどこ?」となるのである。 このユーザインターフェースを設計した人のミスは、 回数券などのカード状の券=「カード」と勝手にカテゴリ分けし、 勝手に万人に理解できると思い込んだところにある。 そりゃ、作った人は「ほら、こんなに簡単にカード買えます」と思うかもしれないが、 何もしらない人には「カード」というカテゴリに何が含まれるかなんて知ったこっちゃ ないです。 ユーザインターフェースというのは、説明書などがなくても、ある程度は直感的に 「あ、こうだな」とわかり、ユーザの思惑どおりに動いてくれるのが優秀な ユーザインターフェースといえる。 が、実はこれが結構難しい。 でも、この券売機に関しては、 「あえていおう! カスであると!」 叫びたい気持ちである。 大阪交通局よ、簡単な説明ぐらい横に貼るとかしてやれよ。 あんだけ困った人が出没しても知らんぷりですか?
by chauzke
| 2005-02-10 10:36
| 怒れ! おとーわん
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